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ヘアライター 増田ゆみのblog

ヘアスタイルのコト、美容室のコト、美容師さんのコト……。

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女性が働きやすいサロンづくり
昨夜はDVD BOOKの打ち合わせの後、
1時間くらい LIPPSの吉沢さんと男性と女性の性差について話をした。
というのも、先月の学会で、吉沢さんが「ジェンダー論」についてお話をされ
そのVTRを拝見したからです。
その感想を含め、いろんなケーススタディについて意見を交換させていただきました。

私は常々、(女性のお客様をメインに想定した)ヘアサロンで働く上で女性は
男性よりも、お客様の気持ちを直感的にくみとりやすいという意味で、
有利な立場にあると思っています。
男性でなくてはわからないこと、男性ではなくてはできないこと、はあまりないと思いますが
女性でなくてはわからないこと、女性でなくてはできないことはわりに多いと思うからです。
実際に、お客様でも「男性スタイリスト指名」の人はほとんどいないけれど
「女性スタイリスト指名」の人は結構いるというような話を聞きます。

女性の髪をカットする、という職業は、
もともと、女性の感性や繊細さを生かしやすい職業なのかなとも思っています。
しかし、吉沢さんのご指摘のとおり、
女性は20代後半でサロンをやめてしまうことが多いというのも
現実問題としてよく聞きます。

それは、女性のメンタル的な特性もあるかもしれないし、
もちろん、大きく、体力的な問題もあるかもしれない。

ただ、女性のスタイリストさんが辞めたいというときによく聞く
「体力がもたない」
「プライベート(結婚・出産)との両立が難しい」
という話は、ひょっとしたら、労働条件が変われば、
クリアになる(働き続けられる)部分がすごく多いのかなと思ったりします。

例えば化粧品メーカーはやはり女性を相手にする職業ですが
大手化粧品メーカーでは、女性役員の割合が5割を超えているところもめずらしくありません。
女性の平均出産人数が2人を超えているメーカーもあります。
こういうメーカーでは、
託児所が完備されていたり、出産・育児休暇がしっかり認められていたりします。

例えば出版社の女性誌の編集部では、スタッフの8割が女性だったりします。
みなさん、毎晩深夜まで働いている姿をよく見ますが
30代、40代の女性もたくさんいらっしゃいます。
もちろん、出産後に復帰している方も多く、
出産休暇をとったあとは、必ずもとにいた部署に戻してもらえるような制度が
大手出版社にはたいていあるようです
(出産したからといって、強制的に部署を異動させられたりしない)

そして、そのようにして、長くつとめたり、復帰したりした女性スタッフが
女性のお客様のための商品を提供するわけなので
企業にとっても、よい循環を生んでいるようです。


もちろん、美容業界に取り入れるのには難しい制度はたくさんあるでしょうし
化粧品業界や出版業界での女性の労働条件が一概に全てよいとは言えないでしょうが
美容師が憧れの職業になる、美容師が尊敬される職業になる、という過程には
このような労働条件の整備も、今後の課題になるのだろうなーと思ったりします。

もうひとつ思うこと。

女性にとって働きにくい職場は
多分、男性(というか、人間)にとっても働きにくい職場なんじゃないかなあと
思うんですよね。
確かにこの業界の労働条件が女性にとって厳しいというのはよく言われます。
それは、つまり、労働条件が厳しい業界だからこそ、
女性に先にひずみが出やすいというようなことなのかなと思います。
逆に言えば、本来は男性にも大きく負担になっているようなことが
女性の場合、早めに体や心に出てくるので、顕在化しやすいというだけであって
本当は、女性にとって働きにくい職場というのは
男性にとっても働きにくい職場なのではないかと思うのですが・・・
どうでしょうか。

多くのヘアサロンさんにとって
女性が働きやすい職場をつくっていくことは
差し迫った課題であると思います。

サンドリヨンの書籍でも、
その課題には
ACQUAのちはるちゃんや角さん、LIPPSの溝口ちゃん、
GARDENのちな(秋葉さん)、くみちゃん(布瀬さん)、Xel-Haのふみちゃん(金子さん)
DADAの平林さん、antiのCHIEちゃん、HERTSのまやちゃん(小川さん)
BEAUTRIUMの久住さん、FLOWERSの浦ちゃん、ZACCの木附ちゃん、
RITZの真以子ちゃん(高橋さん)などなど
いろんなサロンの女性スタイリストさんが回答してくださっています。
女性って、こんなことを考えながら働いているんだーということが
とてもよくわかるお話ばかりです。

サンドリヨン特別編集 心に残るトップ美容師100のことば
サンドリヨン特別編集 心に残るトップ美容師100のことば


今回、吉沢さんがまとめられたいろんなデータを拝見し、
いろんなお話を伺って、私もすごく勉強になりました。

より、多くの人が長く働ける業界になるように
これからもいろいろみんなで意見を交換していきたいですね!

吉沢さん、ありがとうございました!

| working。美容 | 13:41 | comments(4) | - |
>kumamoto様
コメントありがとうございます!
私に知り合いの女性美容師さんたちも、みなさん妙齢になってきました。
素敵な方達ばかりなので、長く、楽しくお仕事続けてくださると嬉しいなーと思っています。
そして、kumamotoさんのおっしゃるとおり
それが女性のお客様にもつながるんでしょうね。

ところで! 本、届きましたでしょうか? 
是非、読んでくださいませー!


| 増田ゆみ | 2008/10/01 6:29 PM |
同感!
女性のためのサロン作りに女性スタッフが働きにくい環境は、
きっと美容室本来の求められる部分が足りないことになるのでしょうね。
これは本当に大切な課題。
男性陣もみんな理解できると、
本当の意味でのいいサロンができるのでしょうね。

女性が女性らしく生活し働ける環境を作っていきたいです。
それがお客様の求めることにつながると感じています。

サロンを始めて11年、なかなか環境作りには苦労します・・
再確認できるような内容で、取り組みに力を入れていきます。
ありがとうございました。
| kumamoto | 2008/09/29 8:11 AM |
>YOUさん
コメントありがとうございます!
はじめまして。
全国いろんな場所でたくさんの美容師さんが多くのお客様を幸せにしているのだなーと思うと、本当にハッピーな気持ちになります。
ビュートリアム&ザックのDVDは、書店でも取り扱っておりますが
取り扱い書店は限られているようです。
もしご希望の場合は、書店で注文していただくか、
アマゾンでご購入いただくか、増田にご連絡くださいませ!(笑)
またぜひ遊びにきてください!
| 増田ゆみ | 2008/09/28 11:19 PM |
いつも楽しく拝見させていただいております。

僕は愛知県でサロンワークしていますが

青原界隈に負けないサロンをつくっていきたいと思っています。

ところでビュートリアム&ZACCのDVD BOOKは

普通の書店でも取り扱いはあるのでしょうか??
| YOU | 2008/09/28 5:31 PM |