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ヘアライター 増田ゆみのblog

ヘアスタイルのコト、美容室のコト、美容師さんのコト……。

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カリスマのつぎ
美容師ブームがあって
カリスマブームがあって
今、私がおつきあいしている美容師さんの多くは
その後姿を見てきた
around30
カリスマのつぎ、の世代。
先日、サンドリヨンのリレーQ&Aの取材で
ある美容師さんにお電話をしたら、
ちょうどお休みで実家に帰っていらしたところで、
久しぶりの長電話になった。

ひと通り取材が終わったとき、その美容師さんが
「ねえ、増田さん。
いま、ちょっとだけ時間いいですか?
僕って、亀さんタイプですよね?」
と、聞いてこられた。

その人は、アシスタント歴が8年と長い。
ここ3〜4年ほど一緒にお仕事させていただいている方で
とても丁寧なお仕事をされる。
撮影のたびに新人モデルを探し、
必ずといっていいほどハサミをいれて撮影にのぞむ方で、
でもそういう影の努力って、誌面ではなかなか伝わりにくい。

それは、彼のポリシーといったらなんかちょっと違うような気がする。
そうそう、ポリシーというよりももっとストレートに
「それがヘアスタイル提案ということだ」
ということを普通にまっとうに信じていらして
だから、当然のようにそうしている、という
そんな感じをいつも受けていた。
「雑誌でヘアスタイルを提案するということは、つまりそういうことだ
(自分のハサミを入れられないモデルさんで新しいヘアスタイルを提案できるわけがない)」
という、
愚直なまでにまっすぐなこころもちなんだろう。

大変失礼ながら、
「どの雑誌を見ても必ず載っている」というような
いわゆる爆発的売れっ子の美容師さんではない。
そのかわり、ハマるところにはぴたっとハマる。
彼じゃなきゃダメだ、という雑誌がちゃんとある美容師さんだと
私は、そう思っていた。

だから、そんな彼から、
「僕って、増田さんから見ても亀さんタイプですよね?
僕、なんでもさらっとスマートにこなせて
上手にこの業界で生きている器用なウサギさんタイプの人が
うらやましく感じるときがあるんです。
僕、このままで大丈夫だと思いますか?」
って言われたとき
「うん。確かに、亀さんタイプだと思います。
でもこの次のステージは、ウサギさんよりも、
むしろ亀さんのほうが生き残る確率が高いかもしれないですよ」
と、すぐに答えている自分がいた。

若くにいろんな雑誌のいろんなページにガシガシ登場して、
器用に求められるスタイルを作ってきた美容師さんたちが
今、一様に悩んでいるというか、ぶちあたっている壁は
「いつ、自分は『特別な』存在になるんだろう?」ということだと思う。
それは言い換えれば
「自分は替えのきかない存在になれるんだろうか?」と
いうことではないかと思う。

自分は
山下さんになれるのか?
宮村さんになれるのか?
森内さんになれるのか?
小松さんになれるのか?
CHIKAさんになれるのか?
高橋さんになれるのか?

そして、自分のまわりを見わたしたとき。
必ず頭をよぎっていると思う。
「このaround30の中で、だれがその域に到達するのか?
誰がイチヌケするのか? ふるいにかけられる日は近い」
ということを。

今、雑誌で活躍している美容師さんたち。
ここまでくるのに、いろんな壁があったと思う。
でも、誰もがうすうす、もしくははっきりと感じているだろうことは

この次の壁は、本当に高い、ということ。

ウサギさんも亀さんも、同じように
いま、もう一度真価を問われようとしている。

私たちは、この壁を越えなくてはいけない。
だから、そのとき、亀さんであることは
すでに、ディスアドバンテージではないと思う。

この次のステージで、
求められているのは
スピードではなく
正真正銘のデザイン。


つまり、本当の意味での「ヘアスタイルの提案」。


そんなことを、うまくまとまらないながらも、
その美容師さんに伝えた。

その日は、その美容師さんのお誕生日だった。
「35歳になった今日、増田さんと話せてよかった。
わかってほしい人にわかってもらえるということは、本当に嬉しいです。
これからの人生も、亀さん美容師をやっていく覚悟が決まりました」と
そういっていただいた。

私たちは、今もう一度、
次の壁にむかって歩こうとしている。
カリスマのつぎ、の世代をつくるために。

私の大好きな美容師さん
VANさんのお誕生日のお話でした。
| working。美容 | 03:34 | comments(4) | - |
>VAN様
コメントありがとうございますううう!
なんか、テレます。。。
VANさんの伝記は、もちろん私に書かせて下さいっ(笑)。
あと、mikipmaさんは、ちはるさんではないんですよ。でもVANさんがよく知ってらっしゃる方です。さて、誰でしょう。

| 増田ゆみ | 2007/07/07 2:33 PM |
びっくりしました〜。よくまぁ〜僕の心の面倒くさくて根暗な話が増田さんが書くとこんなにドラマチィックな話しになるもんだな〜なんて。。。プロですね!!
感心、感激、感謝です!いろんな人達に助けられながらこれからもコツコツ頑張りたいと思います。
10年後、ちゃんとした分厚い甲羅の亀さんに、もし、、もし、なれてたら本書いてもらいたいですよ〜。。。なんて!!!いつもありがとうございます。

P,S ところでなんでちはるさん、僕ってわかったんでしょうね〜〜???

| こんばんは〜VANです〜 | 2007/07/04 12:48 AM |
>mikipma様
ああ。そうですね。その通りだと思います。
だから、変えてかなきゃいけない。
それが世代のリードする人たちの宿命でもありますね。

| 増田ゆみ | 2007/07/03 6:13 PM |
なんだかVANさんな気がしていました(^^)
(失礼!???)

なんとうか、
シンクロニシティ☆
わたしも、本当に、次の世代のことを思います。

わたしが思っているこのことの答えですが
言葉のニュアンスの違いだけかもしれませんが
最近、思っている答えがあって

いかなる問題も、それをつくり出した同じ意識によって解決することはできない、

ということだと思います。

| mikipma | 2007/07/02 9:12 AM |